医療機器用アルミニウム製プレート
このアルミニウム製のプレートはある医療機器に使用されているもので、機械加工を行った後、表面処理として白アルマイト処理が施されています。このプレートの中央は、円形状ですが一部の円弧が無い形状になっていますが、このようにワークの一部が無いと応力によって歪みが大きくなってしまいますが、OEM装置 設計・製造.comを運営するZESTIAでは、真円度:0.05、平面度0.1を達成しています。この機械加工の応力によって生じるひずみは、一般的には同一方向に歪むように思われますが、そのプレートの圧延方向、材料メーカー、あるいは機械加工の条件によって、円弧がない部分が開いたり、反対に閉じたり、あるいはねじれたり、といった現象が生じます。 当社ではこのばらつきを最小限に抑えるため、加工手順と固定方法を工夫しています。